学会誌の作り方のポイントが知りたい!詳しく解説します

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学会誌の制作でお悩みの方はいらっしゃいませんか。
学会誌はそう何度も制作する機会があるわけではないため、作り方に不安を感じている方も多いでしょう。
そこで今回は、学会誌の作り方を詳しく解説します。
学会誌の作り方についてお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。

□学会誌のレイアウトのポイントについて

見た目が整っており、読みやすい学会誌を作るためには、内容に応じてそれぞれ適切な余白や行間が必要です。
レイアウトをしっかり考えていないと、せっかく本文の作成に力を入れていても読みづらくなってしまうこともあります。
このように、内容はとても良いものであるのにも関わらず、読みにくいものになってしまえば、せっかく作った本文が台無しになってしまうでしょう。
そのためここからは、読みやすいレイアウトのポイントを「中綴じ」と「無線綴じ」に分けてご紹介します。

*中綴じ(なかとじ)

中綴じは用紙を重ね、そのうえで折るため、内側のページにいくほど本文を開いたときの本の外側である「小口」と呼ばれる部分がせり出すようになります。
製本の工程において、小口側は最終的に断裁されるため、小口側の余白を事前に確保しておく必要があります。
そして、内側のページであればあるほど、文字といったデータが見切れてしまう可能性も高くなるため注意しましょう。

*無線綴じ(むせんとじ)

無線綴じの場合、ページ数が多くなればなるほど、本文を開いたときの本の内側である「のど」と呼ばれる部分が開きにくくなり、その結果内容が見えにくくなってしまいます。
そのため、ページ数が多い場合は、それだけ「のど」の余白を多めにとるように注意しましょう。
また、中綴じ・無線綴じどちらもページの上部の余白を多めにとっておきましょう。
そうすることで、全体的に落ち着いた印象の見た目になります。

□制作にかかる時間とは?

学会誌を印刷した後の製本から発送を行う場合、納期は3日から5日程度かかります。
しかし、印刷会社によって印刷物の仕様や工程、さらには発注の時期が異なるため、それに影響されて納期は大きく変わります。
そのため、発注する際は期間に十分な余裕をもつようにしましょう。
中には通常よりも短い期間で印刷可能なサービスもありますが、期間を短縮すると価格が上がってしまう可能性もあるため注意が必要です。

□まとめ

今回は、学会誌の作り方のポイントを詳しく解説しました。
レイアウトのコツとしては、適切な行間や余白を作ることが最も大切でしょう。
また、制作する際は納期が変動する可能性があることを理解し、十分に余裕をもって発注するのがオススメです。

 

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