テキスト本の構成方法をご紹介します!

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テキスト本はたくさんある本の中でも、特に読み手を意識して作らなければなりません。
より読み手が理解しやすいテキスト本を作るためにも、構成にはこだわりたいですよね。
そこで今回の記事では、テキスト本の構成の仕方をご紹介します。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

□構成の組み立て方とは?

テキスト本の構成の大まかな流れは、以下の通りです。
まず、テキスト内に書きたいことを書き出します。
この時に箇条書きで書きたい内容をあげていくとわかりやすいです。

例えば、ビジネス書を作る場合は、伝えたいノウハウや主張を箇条書きしてみましょう。
教科書であれば、まずはカリキュラムを整え、基礎知識から高度な内容までを書いていきます。

書きたい内容を洗い出した後は、それぞれを章や見出しに分けていきます。
重要性や話を展開していきたい内容順に並び替えたら、構成案ができます。

構成案ができた後は、いよいよ構成を組み立てていきます。
実用書や教科書を作る場合も小説を書くときと同様に、「起承転結」を意識します。

「起」では、なぜこの本を出版しようと思ったのかを書きます。
話を進めるうえでの前提や、バックグラウンドを書かれることが多いです。

「承」では、起で書いた背景を受けて、本論を展開していきます。

「転」では、本論を理解するうえで欠かせない鍵となる主張や、概念について解説します。

「結」では、全体の論を結論づけます。
今後の学びや展望などを書くのも良いでしょう。

起承転結を意識すると、流れが整った文章になります。
しかし、書く内容によっては起承転結を活用しない方が話がまとまる場合があります。

□目次の構成例と細かな要素をご紹介!

目次は本全体をまとめるために非常に大切な部分です。
目次がしっかりとしていないと、後から何を書いたら良いかわからなくなってしまうことがあります。

目次を書くうえでしっかりと意味を把握しておきたいのが、「章」や「節」、「見出し」です。
「章」は本の内容をテーマごとに分ける働きがあります。
「節」は章を細かく区切ったものです。
「見出し」の大見出しは章の内容を表し、小見出しは節の内容を表します。

例えば、「節水は日々の取り組みでできる」という大見出しがあったとします。
小見出しは「シャワーを出しっぱなしにしない」と書けます。
小見出しは大見出しの内容をより具体的に表していると言えますよね。

目次は、章や見出しなどの要素から成り立っています。
これらの要素の働きを理解して目次作成を進めていくと、全体の構成がわかりやすくなるでしょう。

□まとめ

テキスト本を構成するには、たくさん作業がありますよね。
すべての作業を考えると気が遠くなってしまいますが、1つひとつの工程をしっかり理解してから行うことでスムーズに進められるでしょう。
テキスト本制作に関してお困りの点がございましたら、ぜひ当社までお問い合わせください。

 

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